ミラノとパリは、時に乖離し、時に補完し合うそれぞれのファッションの衝動に、今シーズンは形態を中心とした共通項として対峙しました。

ファッション・ウィークでは、パターンやプリントはほとんどなく、デザイナーは主にプロポーション、ボリューム、構造に焦点を合わせました。

もちろん話題作りも忘れてはいません!

ミラノでは、モンクレールのアニバーサリーを祝して、ドゥオーモ前で巨大なパフォーマンスが行われました。また、ドルチェ＆ガッバーナは、ショーのフィナーレにキム・カーダシアンが挨拶に訪れ、ヴェルサーチのクロージングではピンクの服を着たパリス・ヒルトンがY2Kスタイルを体現しました。

一方パリでは、バレンシアガがカニエ・ウェストによる「Ye」のオープニングで、泥が滴る見事なセットで観客を没入させました。

それでは、基本に立ち返って、2つのファッション・ウィークでは何に注目すべきか、みていきましょう。

Hips ‘bold’

今シーズンのシルエットは、ヒップが強調され、誇張され、時にはボリュームが現代的な視点で見直されています。

ドレスビスチェだけでなく、しばしば扱われる偏見ではありますが、、、

Origami

ここでは、90年代後半、紙のように折られたボリュームが戻ってきたような気がするのです。

このような、過剰なカットへの執着を和らげる、ある種の冷静さは歓迎されるスタイルです。

Flowers and then that’s it.

今シーズンはパターンが少なく、カットと構造が主役でした。

ミラノでは装飾やレリーフの刺繍で「つる植物」のように扱われ、パリでは視覚的インパクトの強い超高速プリントで描き出された植物がメインでした。

Anise&Firefly

アニスの実のような、酸味が強く、黄色に近い、ホタルや蛍光のようなグリーンです。

今、これらの色は洗練さを増し、多くの素材でとてもシックなファッションを楽しむことができるのです。

The good look of the season 

昨シーズンは、特にミラノではまだ存在感のあるキャットスーツが注目されました。

しかし、新しいマストアイテムは、ロングスカートにミニトップスの組み合わせです。

ドレープ、レース、無地、プリントなど、あらゆる素材で提案します。

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