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【ディオール】2022年春夏 レディスウェアコレクション

2021.10.27
POP

 

今回は、9月28日にパリのチュイルリー公園で開催されたクリスチャン・ディオールの2022年春夏プレタポルテコレクションのショーについて解説致します。

クリエイティブ・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリは、アンナ・パララッティに声をかけ、彼女のさまざまな作品の宇宙を反映した世界観でショーの空間を構想しました。この60年代風のランウェイでは、ポップとゲームが核となっています。また、マリア・グラツィア・キウリは、ディオールのクリエイティブ・ディレクターを長年務めたマーク・ボーハンの長い在任期間を探るように、インスピレーションを広げていき、今回コレクションを構成しました。

具体的には、1961年にマーク・ボーハンのディレクションにより発表された「スリムルック」コレクションを取り上げ、

Aラインのドールドレス、ミニのディオールスーツ、60年代のオプティカルホワイトドレスとテニスドレス、カラーブロッキングのアウターウェアとドレス、オレンジとグリーンのボクシングスーツ、ゴールドのフリンジ付きミニドレスなど、すべてがディオールのエレガントなクラシックスタイルを呼び覚ますとともに、それを現代風に書き換えています。

 

 

今回のランウェイでは、ゲームがテーマのコアとなっています。ボードゲームにインスパイアされたクリスチャン・ディオールのパレットは、まばゆいばかりの華やかさ、アーティストのような楽しい色を生み出し、大胆な色使いで、ゲームの遊び心を表現しています。

 

 

マーク・ボーハン氏が1961年に発表したスリム・ルック・コレクションは、”1947年のニュールックのように、ファッションを完全に変えた。”と当時、センセーションに評されました。

今シーズン、マリア・グラツィア・キウリは、再びそのスリムルックを継承し、高彩度のパレットを使うことで、アバンギャルドで大胆なモダンルックを生み出すことに成功しました。

 

 

スポーツスーツは、ベースボールシャツ、ボクシングショーツ、スポーツアンダーウェアとトレンチコートをミックスし、ナイロンやダイビング素材を使用し、様々なシーンに対応しています。60年代のゴーゴーブーツと組み合わせて、ディオール レディのオルタナティブかつエレガントなイメージを表現しました。

 

 

こちらのレポートは、POP Fashionより一部抜粋してお届けしております。

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